45歳で転職に成功した現役ドライバーが語る後悔しないタクシードライバー転職術!

 こんにちは、現在、タクシードライバー3年目です。初めてタクシードライバーに転職する人の中には業界の事情が分からずに転職に失敗し、すぐに会社を辞める人が少なくないんです。そんな人のために業界事情やタクシードライバーの仕事内容、おススメ転職サイトなどタクシードライバーへの転職を考えているあなたに有益な情報を提供していきます。

タクシードライバーに転職する魅力!(給料などの収入面以外について・その2)

タクシードライバーの魅力はこんなにいっぱい!

 

f:id:rj0oi8yh47k:20160423224358p:plain

 

 

今回は、収入面以外の魅力の後半について説明していきます。


前回の記事で、収入以外で私がタクシードライバーに転職してよかったことは、

1・サービス残業がない
2・自分のペースで働くことができる
3・基本実力主義で年功序列の場面が少ない
4・健康診断が年2回確実に行われる
5・正社員になることができる
6・定年後も働くことができる

の6つであることは説明しました.

 

今回は4から6についてそれぞれ説明をしていきます。

 

 


4・健康診断が年2回確実に行われる

 

f:id:rj0oi8yh47k:20160425104718p:plain

 

 

 役所や大手企業に勤めていた人からすると、"なぜ!?"と思うかも知れませんが、

一般の中小企業勤めの人からすると、けっこうありがたいことだと思います。


 私は前職が資格試験予備校に勤めていたことは何度かお話ししたと思いますが、

 月に100時間くらいの(サービス)残業をするような職場であったにもかかわらず、
私が勤めていた3年半の間に、私が会社の健康診断を受けたのはたった1回でした。

 

 しかも、東証一部に上場している会社であったにもかかわらずです。

(もう、どこかはバレバレですね!(笑))

 

 

 もちろん、労働関係の法律に、会社は常用雇用の従業員年1回健康診断を

受けさせる義務があるという規定は存在します。

 しかし、一般の企業の場合、罰則規定がないので、守られないことも

中小の民間会社では珍しくありません


 ところが、タクシードライバーは(建前上)公共交通機関の担い手ですから、

健康管理は会社が責任を持って行うことなっており、罰則付きで義務化されています

 

 もしこれを怠ると、会社は最悪事業免許の取消しを受けることになりますから、

よほど悪質な会社でない限り、これを怠ることはないんです。


 私の知る限りでは、東京都内でドライバーの健康診断をやっていない会社がある

という話を聞いたことがありません。

 


 そうすると、少なくとも東京のタクシー会社に勤めている限り、

私の前職のように過酷な労働環境に加えて、健康診断も受けられないという

事態は避けられることになると思います。

 

 最低でも1年に1回は、レントゲンから心電図血液検査に、検尿検便とかなり精密な健康診断を行い、何らかの異常があれば産業医による精密検査が行われます。

 

 もし、あなたが40歳以上なら、これだけでもメリットはあると思いますよ!

 

 

 

5・正社員になることができる

 

f:id:rj0oi8yh47k:20160425105201p:plain

 


 タクシードライバーは、本人が希望すれば、定年になる年齢までは

正社員になることができます。

 

 もし、あなたが40代後半以上なら、あまり魅力を感じないかも知れません。

 

 しかし、正社員になることが難しいといわれている現代において、

当たり前のように正社員になれるというのは、大きな魅力であると思います!

 

 ただ、正社員の場合、会社が社会保険料の半分を負担することになりますから、

欠勤が多い場合には、厳しく指摘される会社もあるようです。

 

 なぜなら、(月に1日も出社しなかった場合など)、余りにも出勤日が少ないと、

会社は社会保険料の支払いが持ち出しになりかねませんから…。

 

 

 

6・定年後も働くことができる

 

f:id:rj0oi8yh47k:20160425105633p:plain

 

 

 「タクシードライバーの給料平均の裏事情」でもお話ししましたが、

タクシードライバーの中には、定年(60歳)後も働いている人が非常に多いです。

 

 それどころか、65歳以上はもちろん、70歳以上という人もちらほら見かけるのが

この業界の実態なんですね!


 もちろん、彼らは年金を受給していますので、年金+給料が28万円を超えると、

年金の受給額が減らされてしまいます。

 

 そこで、必死になって稼ごうとしない人がほとんどで、

家に居ると暇だったり、家族から煙たがられたりするので、

近くの駅などに着けて、ゆったりと仕事をするわけです。


 10年もやっていると、それなりに経験が積み重なっていきますから、

駅で待っている間にラジオでも聞きながら、のんびりと一日を過ごすというのを

日課にしているんですね!


 その一方で、定年前のドライバーを差し置いて稼ぎまくっている

ドライバーもいるようです。

 

 アルバイト(定時制と言います。)とはいえ、出勤日がそれまでの月に12日から

月に8日に減るだけなので、やる気になれば月給20万円くらいは普通に稼げます

 

 ですので、もし、あなたが年金にほとんど期待できない状況ならば、

定年後でも若いドライバーを唸らせるような金額を稼ぎまくるという方法も

選択できるのです。

 


 会社としても、定年後に働くことを前提にいろいろな制度を設けていますから、

 事故や違反が多い人でない限り、当然のように継続雇用されているようです。

 (ただ、定年後は正社員ではなく、アルバイトとなるので、社会保険料などは

自己負担になるようです。)

 


 いま、定年後も働くのが当然の世の中になっています(生涯現役社会ですから…)。


 定年後もこんなにいろいろな働き方が準備されていて、

しかもそれまでの経験が無駄にならないという業種はそんなに多くないですよね!


 あなたが、定年でキャリアをシャットダウンされたくないと思っているなら、

タクシードライバーという職業はかなり有力な選択肢に入ると思いますよ!

 

 

 

 以上、現役ドライバーの私が、給料などの収入面以外で魅力と感じる部分を

お話ししました。


 もし、あなたが"ちょっとやってみたいかも!"と思うようなら、

近くの会社から探してみましょう。

 

 条件がマッチする会社に巡り合うと、思った以上に居心地がよいものです。

そうすると人生がすごく楽しくなっていきますよ!