45歳で転職に成功した現役ドライバーが語る後悔しないタクシードライバー転職術!

 こんにちは、現在、タクシードライバー3年目です。初めてタクシードライバーに転職する人の中には業界の事情が分からずに転職に失敗し、すぐに会社を辞める人が少なくないんです。そんな人のために業界事情やタクシードライバーの仕事内容、おススメ転職サイトなどタクシードライバーへの転職を考えているあなたに有益な情報を提供していきます。

タクシードライバーに転職する魅力!(給料などの収入面について)

タクシードライバーへの転職・収入面でのメリット!

 

 

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 ここでは給料などの収入面から見たタクシードライバーに

転職する魅力について説明していきたいと思います。

 


 まず、端的に説明すると、以下の3点が大きなメリットといえます。

 1・給料が完全実力主義で年功序列でなく納得がいく
 2・支度金制度がある
 3・チップがもらえる

 

 それでは、それぞれ説明していきますね!

 

 

 

1・給料が完全実力主義である

 まず、私がなぜタクシードライバーを選んだかについては、
それまでの業種を変えることを決めたためです。

 

 前職は資格試験予備校に勤めていたのですが、
今後、この業界が大きく発展する可能性が少ないと考えた私は、

業種変えを決断しました。

 

 ところが、業種を変えるということはそれまでのキャリアを捨てるに等しく

管理職経験など特殊な経歴がないと、それこそ新卒社員並みの給料を覚悟する

必要があります。

 

 

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 さすがに40歳を超えて10万円台とか考えられませんから、

年功序列に近い給料体系を採用する会社への転職は考えられませんでした。

 

 

 

 しかし、タクシードライバーであれば、売上成績がすべてと言っても

過言ではありませんから、年齢も勤続年数も関係ありません

 

 完全歩合制なので収入面でやや不安定な面は否めませんが、

自分の実力は的確に反映されるので、いずれにしても納得がいくんですね!

 

 頑張ればきちんと給料が増えますし、怠ければしっかりと給料が減るので…。

 

 これがタクシードライバーを選んだ最大の理由ですし、

いま考えても正解だったと思います。

 

 

 
 また、詳しくは給料以外の側面でお話ししますが、

特に内勤の人は基本的に業務成績が上司の評価に委ねられることが多いですから、

いわば上司に生殺与奪が握られてしまうことになります。

 

 しかし、タクシードライバーの給料は、良くも悪くも営業成績がすべて

と言ってよいですから、事故・違反・苦情がない限りにおいて、

上司のご機嫌を窺う必要は一切ありません

 

 ですので、給料が会社内の人間関係に左右されないというのも

大きな魅力の一つだと思います。

 

 

 

2・支度金制度がある

 会社ごとに違いがあるので、必ずもらえると断言はできないのですが、

多くの会社(特に中小企業になるほど採用しています)で設けている制度です。

 

 私の場合、入社時に30万円を支度金としてもらいました。

 

 

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 これは正社員採用であることや、出勤率が大幅に低くないことなど

それぞれ条件があるようなので、面接時に雰囲気が悪くならない程度に聞きましょう。

 

 (※ 個人的には、転職サイトの担当者に事前に確認してもらうのが

  一番確実だろうと考えています。

   だって面接で条件面を詳しく聞くのって、どうしても採用担当者の顔色を

  窺ってしまうじゃないですか!?

   なので、必要な待遇面の条件を事前に確認できることができるのが

  転職サイトを利用することの最大のメリットだと私は考えています。)

 

 


 この支度金は2年以上の勤務実績があると返済が免除されます。

 他の会社は直接確認していませんが、同僚に聞く限り多くの会社が

2年間の勤務実績があると免除されるようです。


 転職に伴って転居することを考えている人や転職までにブランクがある人は、

この支度金はかなり助かるはずです。

 

 

 ただ、個人的には、しっかりと貯金をしておきましょうと

言いたいところもあります。

 

 これについては"タクシードライバーが持つリスク"で詳しく説明しますね!

 

 


3・チップがもらえる

 このチップについては、多くのタクシードライバーのブログでも書かれていますが、

ここではもう少し深堀りしてみましょう。

 

 

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 多くのドライバーのブログを見ると、チップで昼食・夜食代が浮くようですね!

 ブログを見る限り平均で1勤務あたり1000円程度もらう人が多いようです。


 このチップ、日本においてはもらえる業種って非常に少ないんですよね!

 

 おそらく頻繁にもらえるのはタクシーと観光バスの運転手くらい

ではないしょうか!?

 

 このチップ、意外に軽んじられているのですが、すごくメリットが大きいです。

  だって、もらった額の全額が可処分所得になるんですよ!

 

 もし、タクシードライバーが給料として1000円の可処分所得を稼ぐには

以下の金額の営業収入を得る必要があります。

 

 仮に隔日勤務のシフトで売上の60%をもらえると仮定し、
給料のうち25%が税金・社会保険料で控除されると仮定すると、

 

1000円÷0.6÷0.75=2222円

 

 一般的な東京のタクシー会社であれば2260円以上の営収が必要になります。

 これが毎勤務ごとに即金で貰えるんですから、すごいことですよね!

 

 

 私は(昼間勤務の)日勤ですが、それでも1勤務平均1000円弱もらっています。

 最高の金額は5000円を超えます。

 

 

 やはり、もらえるコツがあるんです。

 

 詳しくは、記事を別にしたいと思いますが、
お客様との話が盛り上がった時が一番チップをもらえる可能性が高いです。

 

 ですので、一見さんと話を弾ませることが上手な人は、タクシードライバーになると
見かけの給料以上にリッチな生活ができると思いますよ!

 

だって、わずか200人余りの私の営業所の中で、世知辛いといわれる今でも、
1日で3000円以上のチップをもらう人が必ず何人かいますから…。

 

 

 

 もし、あなたがタクシードライバーに興味を持ったなら、

まずは近くのタクシー会社からアンテナを張ってみましょう。

 

 意外といい条件の会社が近くにあるかもしれませんよ!