転職前に知っておきたいタクシー会社の給料体系!
タクシー会社の給料体系は大きく分けて三種類!
ここではタクシー会社の給料体系について説明をしていきます。
といっても、私は経理の現場を知っているわけではないので、
ネット上で調べたものであるということは、ご承知下さいね!
タクシー会社の給与体系は大きく分けると
A型、B型、AB型の三種類があります。
●A型…月給20万円とか30万円など完全に固定された給料制度
●B型…売上の何%という方法で支給され、仮に売上げが0円の場合、
皆勤をしても給料は0円となる完全歩合の給料制度。
●AB型…基本給としての固定給があり、これに売上に応じて歩合が上乗せされていく
パターンの給料制度。
私が知る限りでは、現在、純粋なA型、B型を採る会社はありません。
純粋なA型を採る会社はドライバーの100%が善良で勤勉な人でない限り、
遅かれ早かれ倒産の憂き目を見るでしょう。
やはり人間とは労働の多寡と報酬の多寡が連動しないと
楽をする生き物なのです。(汗)
逆に、純粋なB型を採用してしまうと、
数は少ないでしょうが最低時給を下回る人が出ることがあるでしょう。
そうすると、労働基準監督署の監査を受けかねません。
そこで、ほとんどのタクシー会社がAB型の給料体系を採用しているのが
現実といえるでしょう。
しかし、多くのタクシー会社の固定給部分は最低賃金ギリギリの低い設定に
なっていると思われます。
ただ、中規模以上の会社は、特にタクシー未経験の人に向けて、
一定期間は月額30万円以上保証などの固定給を設けていることが多いです。
大手になると1年くらいある場合もあるようですね!
給料保証の有無やその期間については、タクシー会社によって異なるので、
直接問い合わせるか、タクシー転職サイトの担当者に聞いてみましょう。
この固定給制度は未経験の人が地理や流し方などタクシー営業のイロハを
覚えるための期間と考えてください。
ただ、この給料保証の期間の間であっても、給料に見合う売上(営業収入を
省略して「営収」と呼びます。)を上げられない人に対しては、
何度も研修を受けさせる会社も少なくないようです(私は受けていませんが…。)。
ですので、いつまでも給料保証に甘えていると、
会社からそれなりのプレッシャーを掛けられることは
覚悟した方がよいと思います。
まぁ、最初は努力が必要ですが、給料保証分くらいは、
普通に数か月で稼ぐことができるようになります。
事務職などの固定給の仕事をしていた人はよく分かっていると思いますが、
固定給ほど楽ができないのが会社員の現実だと思います。(汗)
前職で額面月給35万円で月に100~150時間のサービス残業を
普通にしていた私にとっては、現在の職場は天国です。(笑)
もし、あなたが仕事が楽で、しかも固定給がいいというなら、
タクシー会社には転職しない方がよいです。
しかし、頑張った分だけ給料をもらいたいという人や、
そんなに給料がよくなくてもよいからゆったり働きたいという人は、
タクシー業界は思った以上に希望がかなう環境であると言えますよ!