東京のタクシードライバーの給料平均(平均年収)の裏事情!
東京のタクシードライバーの平均給料(平均年収)っていくらか知っていますか!?
タクシードライバーへの転職を考えているあなたがもっとも気になることは、
給料はいくらもらえるか?(平均年収はいくらか?)ということでしょう。
まず、一般論として答えると、
一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会の2014年のまとめによれば、
東京のタクシードライバーの平均年収は403万円というのが公式のデータです
(参照ページ)。
ただ、この数字には裏事情があるんです!
この資料でもわかるとおり、タクシードライバーの平均年齢は、
平成25年度には58.2歳に達しています。
これはあくまでも全ドライバーの平均値ですから、65歳を超えている人も
まったく珍しくなく、中規模のタクシー会社に勤めている私の周囲を見渡すと、
ドライバーの3分の1から4分の1は65歳以上です。
そして、これらの人は年金を受給している人たちがほとんどです。
年金を受給している人たちは、給料+年金の合計額が28万円を超えると、
年金の支給額が減らされることになりますから、
いわゆるアルバイト感覚で働いていて、一生懸命に稼ごうとしません。
たとえば年金で15万円をもらっている人は、
月に13万円以上を稼ごうと考えていないんですね!
つまり、最初に紹介した平均年収は、
このアルバイト感覚の人たちを含んだ数字なので、
いわゆる現役世代だけを見た場合よりも、
かなり低くなっているものと考えます。
私の会社の40歳半ばの現役で働いているナイト勤務(夜だけの勤務)の人は、
月間100万円以上の売上げを出し、額面でいうならば60万円近くを得ています。
(もちろん、額面額が多くなると税金や社会保険関係の控除額も多くなるので、
手取りは50万円を少し切っているとのことです。)
一方、年金をもらっている人や病気などで欠勤が多い人は、
当然給料も低く、少数ですが手取り10万円を切る人も確実にいます。
ですので、もしあなたが
(1)欠勤をせず
(2)それなりに地理を勉強し
(3)稼ごうという意識がある
ならば、月額25万~30万円程度なら2~3か月もあれば稼げるように
なるというのが現役ドライバーとしての私の感想です。
かくいう私は、日勤(08時~18時)というタクシー会社の一般的な給与体系の中で
最もドライバーの取り分の少ない(ノルマを達成して手取率50%)勤務形態で、
週休2日以上(月間20日)というシフトで勤務していますが、
それでも手取りで25万円前後は普通に稼げています。
もっとも平均的な勤務形態である隔日勤務(例08時~05時の21時間勤務)で
月に12出番をこなしている周囲の人たちは普通に手取り30万円を超えています。
そして、上述したように、中には手取りで50万円前後を稼ぐ強者もいます。
タクシー会社の給料体系は、基本成果主義(歩合制)であり、
個人の売上額によって大きく異なるので一概には言えませんが、
きちんと出勤し、まじめに働いていれば、30万円くらいは無理なく稼げます。
隔日勤務やナイト(夜専門シフト)については、
体験談などでまたの機会に紹介していきたいと思います。
お前の周囲の情報だけではあてにならないという人は、
やはりタクシー専門の転職支援サイトに登録し、
担当の人に相談するのが一番確実です。
たとえば、やはり給料の高いところがいいとか、
それほど給料がよくなくてもよいので自由に休みが取れる方がよい、など
あなたの希望の勤務形態や希望収入額を具体的に担当者に伝えれば、
おそらく希望に沿った会社を紹介してくれるでしょう!
(登録・紹介の費用は一切かかりません。)
情報は自分の手で直接獲得したものが一番確実です。
絶対に転職に失敗したくないという人は、
(このサイトを含め)ネットの情報を鵜呑みにせずに、
自らアクションを起こして正確な情報をゲットしましょうね!