45歳で転職に成功した現役ドライバーが語る後悔しないタクシードライバー転職術!

 こんにちは、現在、タクシードライバー3年目です。初めてタクシードライバーに転職する人の中には業界の事情が分からずに転職に失敗し、すぐに会社を辞める人が少なくないんです。そんな人のために業界事情やタクシードライバーの仕事内容、おススメ転職サイトなどタクシードライバーへの転職を考えているあなたに有益な情報を提供していきます。

 タクシードライバーへの転職の際に確認しておきたい給料に直結する契約条件!(1)

契約をする前に知っておきたい契約内容

 

今回は、タクシー会社と労働契約を結ぶ前に

確認しておきたい給料に直結する契約内容について説明したいと思います。

 

 

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タクシー会社では、給料は歩合制であることはすでに説明したかと思います。

 

⇒ タクシー会社の給料体系について

 

 

そして、ほぼ間違いなく、

どこの会社でも"足切り"というノルマが存在します。

 

もちろん、足切りに達しない場合でも、

働いた分がまったくもらえなくなるものではありませんが、

会社との取り分の利率が変わってくることになります。

 

 


たとえば、足切りをすべてクリアした場合、

手取分率が60%であるところ、

もし、足きりをクリアできなかった日があると

手取分率が55%になるというような感じです。

 

 

また、皆勤手当との関係では、

足切をクリアしないと出勤としてカウントされないことになりますから、

皆勤手当が支給される会社においては、皆勤手当もつかないことになります。

 

 


通常、タクシードライバーの手取分率は以下のように

売上が上がるほど増えるように設定されています。

 

<月間売上(税抜き)>

50万円未満(又は足切り未達成あり)の場合…55%

50万円以上55万円未満の場合…60%

55万円以上60万円未満の場合…61%
60万円以上65万円未満の場合…62%

65万円以上の場合…65%

 

なので、上記の会社に勤めている場合、

もし、12回の出勤日(出番と言います。)

すべて足切をクリアして50万円の売上があった場合、

⇒ 50万×0.6=30万円(額面)

もらえるのに対し、

  


もし、同じく50万円を売り上げたけれど

12回の出番で1日足きりとなった場合、

⇒ 50万×0.55=27.5万円(額面)

となることになり、

 

実に2万5000円の差額が出ることになります。

 

もし、これに2万円の皆勤手当が設定されていると、

さらに皆勤手当の有無も変わって来るので、

その差は4万5000円にも広がるわけです。

 

 


そこで、
(1)1回の出番当たりの足切額(税込)
(2)足きりに達しなかった場合の分率や失う諸手当の額

は、事前に確認しておいた方がよいと思います。

 

また、タクシー会社によっては、
出番あたりの足きりの他に月単位の足切というものが

設定されている場合もあります。
("税抜き月額40万円"とか設定されています。)

 

そこで、
(3)月単位の足切額の有無

も事前に聞いておいた方がよいでしょう。

※ 私は、月単位の足切は入社してから初めて知りました。(汗)


これをしっかりと確認しておかないと、

足切未達成だった場合に、

給料明細を見て衝撃を受けることになります。(笑)

 

この他にも事前に確認しておいた方が望ましいものもありますが、

長くなったので、記事を改めますね!

 

 

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