45歳で転職に成功した現役ドライバーが語る後悔しないタクシードライバー転職術!

 こんにちは、現在、タクシードライバー3年目です。初めてタクシードライバーに転職する人の中には業界の事情が分からずに転職に失敗し、すぐに会社を辞める人が少なくないんです。そんな人のために業界事情やタクシードライバーの仕事内容、おススメ転職サイトなどタクシードライバーへの転職を考えているあなたに有益な情報を提供していきます。

転職を成功させるために知っておきたい業界の事情!

タクシー会社の99.9%は中小企業である!

 

いきなり衝撃的なことを書きましたが、
これがタクシー業界の実態です。

 

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まず、公式に発表されている数字から見てみましょう。

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会によれば、平成25年3月現在、

全国で1万5271社のタクシー会社が存在するようです(参照ページ)。

 


少しでもネットで調べた方はご存知かと思いますが、
これらのタクシー業界で最大手と言われているのが、

●大和自動車交通
●日本交通
●帝都自動車交通
●国際自動車

の4社です。

(大手四社とか頭文字をとって
「大日本帝国」とか呼ばれています。)

 

 

 

しかし、この4社の会社情報を見てみると、
以下のとおりです。

 

●大和自動車(東証二部上場)
・資本金…5億2,500万円
・売上…173億円(平成28年度)
大和自動車

 

●日本交通
・資本金…1億円
・売上…458億4600万円(2015年)
日本交通

 

●帝都自動車交通
・資本金…5億円
・売上…不明
帝都自動車


●国際自動車
・資本金…1億円
・売上…460億2900万円(平成27年度)
国際自動車

 

 

比較のため、
航空会社で最後発参入会社として知られる
スカイマークエアラインを表記しておきます。

●スカイマーク
・資本金…90億円
・売上…859億7500万円
スカイマーク

 

また、上記の大手4社の中で、タクシー事業のみで上場している会社は、

大和自動車(東証二部)だけです。

他の3社は上場すらしていないんですね!

 

 

しかも、日本交通の看板を掲げている車は、日本交通だけでなく、
日本交通無線グループに属する中小のタクシー会社が多く含まれています。

 

いかに一つ一つのタクシー会社の規模が小さいかがわかりますよね!

 

 

 

●タクシー業界への転職活動に際して知っておきたいこと!

 

タクシー業界に興味を持っていろいろと調べ始めると、

稼げる稼げないを筆頭に相反する内容の情報が飛び交っていることに

戸惑うのではないかと思います。

 

 

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同じ日本交通グループの会社であっても、
就業規則や給料、勤務条件などは会社ごとに大きく異なり、
ネットなどで情報を公開している会社はほとんどない。
(ライバル企業に知られると困るから)


このような事情から、タクシー会社の勤務条件などの情報について、

さまざまな憶測が飛び交うことになるんですね!

 

ですから、タクシー会社への転職で失敗しないためには、

会社に直接問い合わせたり転職サイトで担当者に聞いたりして、

個々の会社の内部情報を集めることが非常に重要です。

 

 


あなたがタクシー会社への転職を真剣に考えているならば、
ネット上の噂に惑わされることなく、不明な点を会社に直接問い合わせてみましょう。


ただ、私の経験に照らすと、タクシー会社の採用担当者って、

無愛想な人も少なくなかったです。(少なくとも2年前の東京では…)


なので、希望の会社に直接問い合わせるのがなんとなく嫌だという人は、

タクシー専門の転職サイトに登録するという方法もあります。

 

 

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法律上タクシー運転手の転職支援において

就業希望者から金銭を取ることは許されていません

(職業安定法32条の3第2項)。

 

ですので、転職支援サイトへの登録・転職支援に際し、

金銭を取られることは一切ありませんよ!

(請求されたら、法律上許されていないといって拒絶しましょう。)

 

 


もし、あなたがネットの情報に戸惑っているなら、

転職支援サイトにいくつか登録して、

担当者に相談してみるといいでしょう。

 

あなたの転職が成功すると、担当者の成績にもなりますから、

きっと真剣にあなたの相談に乗ってくれますよ!